「クイーン」

インフルエンザの影響を受けて、今日は一日引きこもってました
テレビを見たり溜まった録画番組を見たりして過ごしていましたが、このまま感染が広がるとますます行動が規制される気がしますが、明日からの通勤はとりあえずマスクをして普通に行きます

そんなわけで今日は撮り溜めていた映画「クイーン」を見ました



ダイアナ妃の事故死に伴う英国王室の対応が舞台になっています。
ちょうど就任したばかりのブレア首相がエリザベス女王がスコットランドの別荘からロンドンに戻ろうともせず、ダイアナの死についての声明も出さないことによって、マスコミや国民からの非難の声が高まっていることに危機感を抱き、女王を説得して一件落着させるといったストーリーです。
実際にあったことを演じている俳優陣が大変よく似ていて途中実際の映像も流されることもあり、映画と現実の境目をあまり感じることがありません。
主演のエリザベス女王を演じたヘレン・ミレンはこれでアカデミー女優賞をいただいていますが、そっくりというか女王そのものとまで言えるくらいです。
ダイアナの死を通じて、英国王室のあり方を問う内容ですが、家風に馴染まなく出て行った嫁に対する姑の気持ちは女王であっても普通の家族と同じだし、チャールズも体裁にとらわれて右往左往する姿にも苦笑いしてしまいます。
しかしよくここまで内部に入り込んだ映画を作れたものだと感心してしまいます。
もちろん英国王室の許可も取ったのだろうと思うことを考えても、日本の皇室では考えられない事だと思います。
就任当時の圧倒的な支持を得ていたブレア首相も今となっては懐かしく思えます(笑)

コメント 2

すごいですよね。ヘレン・ミレン。
エリザベス女王そのものなんじゃないの？というか。さすが女優。
彼女の流す涙はなによりも重いのだｗ。
by ブリ (2009-05-25 06:16) 

ブリさん、ホントにそっくりサンの域を超えてましたよね～
でもこんな映画を作ってしまって許してしまえる英国王室ってすごいなーと感心しました。
日本ではタブーですよね(^_^;)
by ミニー (2009-05-25 20:05)